5月29日のチョッピングブロックとマレット(木槌)づくり体験の活動報告‼

5月29日開催の今年度最初のグリーンウッドワーク暮らしのものづくり講座「チョッピングブロックとマレットづくり体験」の活動報告です。

 

当日は天候にも恵まれる中、山北町の丹沢湖畔にある鹿島山北高校の施設をお借りして無事開催することが出来ました。

暮らしの道具を作るための道具を作る体験ということで参加者が集まるか不安でしたが、募集を始めるとこれまでのグリーンウッドワークの体験講座に参加された方や、道志村でもグリーンウッドワークを始めたいという方、山梨県北杜市に山林を購入したので、山の材を活用するためにグリーンウッドワークを学びに参加された方や大学生でグリーンウッドワークに興味がる方など合計で12名の方が都内や川崎市や横浜市、藤沢市、相模原市など県内から講座に参加して頂きました。

 

今回使用する間伐材は、水源地の山梨県道志村で森林整備や木質バイオマスエネルギー利活用、薪づくり、Doshi Deer Trail (MTBライドツアー、リバーウォークツアー)運営などを手掛ける㈱リトル・トリー代表の大野航輔様のご協力でチョッピングブロック用のヒノキの間伐材を調達しました。

マレット(木槌)用の間伐材は、地元山北町の未整備林の雑木林からアブラチャン、イヌシデ、フサザクラなどの広葉樹を使用しました。

 

初めてグリーンウッドワークのものづくりに参加された方は、削り馬を使った作業や銑の使い方、斧の使い方を講師を務めて頂いたグリーンウッドワーク協会理事長の小野さんや椿さんから学びました。

いよいよ、自分用のチョッピングブロックとマレットづくり開始です。

参加したみんなで力を合わせて作っていきます。

親子だったり友人だったり誰かと一緒に作るって本当に楽しいですね(^-^)!

グリーンウッドワークのいいところは、初めて参加した人も人力の道具を使っているうちに少しずつ上手に使いこなすことが出来てくることのように思います。

チョッピングブロックの穴あけも終えて脚も削って組み立て完成です。

チョッピングブロックが出来るとマレット(木槌)づくりです。

マレットづくりでは鋸で切り込みを入れたり、斧で割ったり、削り馬を使って銑で削ったりして作り上げていきます。

皆さん、持ち手のところを削って加工するのに一苦労しました。斧で割るときに力を入れ過ぎて下まで割れてしまったりもしました。いろいろと苦労しながらも完成させることが出来ました。

 

今回も講師として指導頂きましたNPO法人グリーンウッドワーク協会理事長の小野敦様、椿ゆかり様、ありがとうございました。開催にご協力を頂きました鹿島山北高等学校様にもお礼申し上げます。ありがとうございました。

そして、ヒノキの間伐材でご協力頂きました山梨県道志村で活動する㈱リトル・トリーの大野航輔様、広葉樹の調達でご協力頂きました山北町三保地区の皆さん、ありがとうございました。

 

今回、グリーンウッドワークのものづくりの道具(チョッピングブロックとマレット)を作ったので、この道具を使ったスプーン(匙)づくり体験を是非12月以降に開催したいと思いますので、今回参加された皆様も是非参加して欲しいと思います。

皆さん、お疲れ様でした。‼ !(^^)!